つたえる

第3回 ダンボールの中(後編)

こんにちは、とんとくる運営メンバーです!
ボクは江戸クリエート株式会社のロジスティックセンターという
部署で働いています。同センターは、お客様の大事な商品をご要望に沿って
梱包発送する部署です!

突然ですが、皆さんは【段ボール】をご存知ですか?そう!あの【段ボール】です。知らない人はいないでしょう。
ただ、皆さんはモノを保護するための包装資材としか見てないんじゃないですか?
いえいえ実は【段ボール】はそれ以外にも色んなモノとなって、皆さんの前にいるんですよ!
ここでは意外と知られてない【段ボール】の世界をお伝えします。

 

 

ボク
ボク
江戸クリエート株式会社
ロジスティックセンター・中の人
ハコ
ハコ
知られざる段ボールの意外な
世界を教えてくれる箱

 

フルート

フルートというのは、中芯の種類(厚さ)を表している。
一定の長さ(30cm)にある波の数(高さ)によって種類が分けられる。

 

ボク
ボク
やっぱり波は高い方が凄いんだろうね!

 

ビッグウェーブ

何を指して凄いと言ってるかは知らないけど、それぞれに特徴があって、
高いから凄いってわけじゃないよ。
ハコ
ハコ

 

フルート

 

Aフルート、E フルートで波の高さが異なる。高い波ほど柔らかくなり緩衝性がある。

ボク
ボク
そしたら、やっぱり波が高い方がいいじゃん!
用途によるんだ。
絵や文字が印刷されている段ボール見たことあるでしょ? パッケージとか!
ハコ
ハコ
ボク
ボク
あぁ、あるある。

波が高く柔らかいと、表面の滑らかさがなくなり凸凹になるから、
精密な印刷が出来ない。逆に、波が低いと緩衝性が減り硬くなるけど、
その分、表面が平らになり、高度な印刷が出来る。

ボク
ボク
なーるほど! 段ボールの目的が「守ること」なのか、それとも「魅せること」なのかによるんだね。
もちろんそれ以外の用途や目的がたくさんあるんだけど、
一般的に使われているのはやっぱりAフルートかな。
緩衝性があるし、引っ越しなどで多々使われているね。
ハコ
ハコ
ボク
ボク
僕が働いている会社でも梱包に使っている箱はAフルートだ。
けどね、海外では、特に欧米では、Cフルートの方が多いんだ。
ハコ
ハコ
ボク
ボク
え、なんで??
Cフルートの方が、Aフルートより薄いからなんだよ。
ハコ
ハコ

 

Cフルート

 

ボク
ボク
ん? 薄いから使われているの? どゆこと?
 薄いから減容化に繋がるんだ。
ハコ
ハコ

段ボールが薄いと保管スペースが削減できる。使用量が多いと差が大きい。

 

減容化

 

ボク
ボク
一目瞭然だね!
・・・けど、薄くなった分、強度が減るんじゃ。
実は・・・Aフルートと強度の差はあまりないんだ。
ハコ
ハコ
ボク
ボク
な、なんだって!
だから、いっぱい段ボールを使うとこでは、Cの方が主流だよ。
欧米の方も取り扱いのスケールがMeみたいにビックだから、なおさらだよ!
ハコ
ハコ
ボク
ボク
はいはい。(それ言いたいだけでしょ)
さて、簡単な説明だったけど、Meの作りはこのへんにしておこうか。
(まだまだあるんだけど、これ以上深くやるとメンドクサイ)
ハコ
ハコ
ボク
ボク
浅く広くって感じな説明でありがとう。
少しでもMeのことを分かってくれたかな!
ハコ
ハコ
ボク
ボク
うん、中身をね!
OK! それじゃ、僕は帰るね!
ハコ
ハコ
ボク
ボク
え、帰る? どこへ?
地元。
ハコ
ハコ
ボク
ボク
欧米か!