とんとくる編集メンバーが選曲しプレイリストを作るこの企画。第7回目となりました。
今回のテーマは「青春時代によく聴いた曲」。30〜40代のメンバーが選曲していますので、同世代の方は共感していただけるのではないでしょうか。
青春時代に聴いていた曲って、イントロを聴くだけで当時の記憶が蘇ってきますよね。「あー、この曲を聴いていた時はあの人に恋していたなー」と思い出したり、なんかこう胸の奥がキューっとして、急に恥ずかしくなってしまったり。驚くほど鮮明に覚えているから不思議です。
今回も、記事の最後にはSpotifyで実際に作成したプレイリストをリンクしています。そちらも是非覗いてくださいね。
もくじ
Hello, Again 〜昔からある場所〜/My Little Lover
ゼミの友人たちと愛・地球博へ向かったあの夏。名古屋へ向かう夜の高速。レンタカーの中で夜が明けるまで何百回もリピート。出だしのドゥドウンは、いまやトラウマになりつつあります。
Precious Memories/globe
高校卒業間近に友達と集まった時によく聞いていたアルバムの中の曲。
大人になるってさーこの曲みたいになっちゃうのかねーなりたくないねーとしみじみと語り合って。
卒業後しばらくは集まっていたけれど、ひと月たち……ふた月たち……だんだん集まる人数と回数が減っていき。今となっては何をしているかも……偶然街ですれ違っても気づかずにいるかもしれません。
さすがTK。
ALICE/My Little Lover
この曲の思い出はいろいろありますが語れる話でもないので……。
誰(女性)が歌ってもかわいく聞こえ惚れてまうやろーな歌。
気になるあの人(40歳以上推奨)がいたら是非歌ってみて!!
さすがTK。
電気ビリビリ/電気グルーヴ
電気(当時は電グルと呼んでいた)は青春時代から引き続き、今も聴いてます♪
未来へ/Kiroro
中学の下校時刻に毎日校内放送で流れていたんです。この曲を聴くと部室を閉める鍵の音や、夕暮れの自転車置き場なんかを思い出します。
Swallowtail Butterfly〜あいのうた〜/YEN TOWN BAND
18歳、地方から上京したての僕は友達なんてまるでいなかったわけで……。この曲を聴くと、夜な夜な映画「スワロウテイル」のビデオ(ビデオなんです、当時は)を延々と垂れ流し、一人でボーっと見ていたあの頃を思い出します。いいじゃない、これを青春と呼んだって。
未来世紀日本/THE BLUE HERB
札幌にとてもつもなくヤバイHIP HOPする人達がいると震え上がりました。めちゃくちゃカッコ良くて2億回くらい聞いた曲。当時は血眼になってレコードをDIGしてました。
丸ノ内サディスティック/椎名林檎
ハタチを青春時代と呼んでいいのか迷うところだけど、20歳のころに擦り切れるほど聴いてた曲。センス抜群、どこを切り取っても秀逸。すごいなーと思って聴いてました。同い年なんです、椎名林檎さん。
桜の時/aiko
当時は中学生。aikoにどハマりしたときにリピート再生していました。誰かに聴いてもらう予定もないのに、ピアノ譜を買って日々弾き語りの練習をしていたという、ちょっぴり恥ずかしい思い出も。
Overprotected/ブリトニー・スピアーズ
この曲が収録されているアルバムをよく聴いていました……。当時、日本の女子中高生向け雑誌にも登場するカリスマだった。懐かしい……。
目を閉じておいでよ/BARBEE BOYS
アイドルとか流行り物とか、友達が良いよー!って言えば、何でも聴いていた頃です。
I Want It That Way/Backstreet Boys
この曲は私だけでなく、もうみんな聞いてましたよね。当時、MD(←笑)をもらうと高確率でこの曲が入っていました。私もCD持ってたんですけどね。笑
河口(組曲「筑後川」から)
中学の卒業ソング。卒業式でイントロが流れただけで、指揮者が号泣。歌の途中もすすり泣きがあちこちから。早く大人になりたかった私は、1粒の涙もこぼれ落ちることなく歌い終えた。
(ラストの盛り上がりはとてもしびれます。いい曲です)
Flying/Steve Barakatt
歌詞の無い曲で初めて泣いた曲。とにかく好きすぎる曲だったので、学校の放送委員長に頭を下げ、毎朝の校内放送で流してもらいました。
すばらしい日々/ユニコーン
“いつの間にか僕らも 若いつもりが年をとった”の歌詞に、わかるなぁ~なんて頷いていた15の夜。子供が何を、とたしなめてあげたいものです。心情的にはむしろ今の状況のほうが相応しくて、うんうんわかるなぁ~と頷けてしまいます。
……今のこんな心境、70歳になった僕はやっぱり鼻で笑ってるんだろうか。笑ってるんでしょうね、きっと。
星の王子様 (The Little Prince)/Shing02
よくLIVEに行ったアーティスト。リリックが独特な世界観ですごく引き込まれます。
High and Dry/レディオヘッド
高校までは邦楽しか聞いていなかった私ですが、大学で友人に薦められ洋楽デビュー。
「自分は性根が暗い」ということに気づかせてくれた当時の友人に感謝。
ビョーク、レディオヘッドを聞きながら、自分は大学では群れないぞ、と調子こいていた大学1年の春。が、2年次からは100人規模のサークルへ入部。
15の夜/尾崎豊
どうしたって一度は尾崎に影響を受ける世代ですから。
毎日毎日、満員の総武線に揺られているのが嫌になり、自転車を駅とは逆に走らせて、とりあえず九十九里を目指した17の夏。恥ずかしいくらいベタに影響されてましたね、2歳遅れで。
ある程度走って、汗だくで「これ九十九里無理だろー!!」って心が折れ佐倉辺りで引き返し、稲毛海岸で「青春のバカヤロー!!」して家路につきました。
Superstition/スティーヴィー・ワンダー
私のソウルミュージック好きはこの曲から始まりました。中学2年生の時。イントロのクラビネットが最高にかっこいいのです。曲名は「迷信」という意味だし、歌詞には「不吉」という単語も出てくるし、とんでもなくファンキーな曲ですが、ただただかっこいいからという理由だけで、結婚式のBGMで使用しました。
パヤパヤ/LÄ-PPISCH
みんなの●た等の童謡系から卒業したての頃は、友達が好きな歌を一緒に聞いていました。家族より友達との時間が長くなり、青春がスタート!
Smack My Bitch Up/The Prodigy
当時17歳の僕は、フジロック’98のステージで神がかった生LIVEをモッシュピットで観て以来、人生観が変わってしまったといっても過言ではありません。
Live Forever/Oasis
当時16歳。これ以上ないタイミングで出会った“青春”の1曲。今振り返るとずいぶん青臭い歌詞だけど、やっぱり良い曲。
Crazy/Ben L’Oncle Soul
ハタチの頃の曲をあげているメンバーがいたので、私も便乗して…。
フランスのモータウン所属アーティスト。2012年に彼らが初来日した際には、居ても立ってもいられず、ひとり青山のBlue Noteへ。観客全員大興奮で、Blue Note史上初のオールスタンディング。もれなく私も大興奮。隣に座っていた知らない男性とハイタッチをして会場を後にするという最高の思い出。
いかがでしたでしょうか。
今回は「青春時代によく聴いた曲」をとんとくる編集メンバーで選曲し、ご紹介しました。
次回もどうぞお楽しみに!
実際のプレイリストはこちら
※SpotifyのアプリやWeb Playerを使ってお楽しみください。