つくる

「光の三原色」の原理を利用し、色とりどりの影を生み出すことができる照明「RGB_Light(アールジービーライト)」

パナソニック株式会社、株式会社ロフトワーク、カフェ・カンパニー株式会社の3社共同で開設した100年先の未来を豊かにしていく実験区「100BANCH(ヒャクバンチ)
その100BANCHで、これからの100年をつくるU35の若者リーダーのプロジェクトを推進するアクセラレーションプログラム「GARAGE Program」に採択されたグラフィックデザイナー河野未彩氏の発案による、影をデザインする照明器具「RGB_Light(アールジービーライト)」が先行予約中だ。

「RGB_Light」は「光の三原色」の原理を利用し、色とりどりの影を生み出すことができる照明。 アナログな原理と、現代のフルカラーLED 技術の融合によって影の色をコントロールし、新しい感覚を与える。「影は黒」という概念をくつがえし、対象の角度を少し変えるだけで見え方が変化する新鮮さや、光や影や色彩とはそもそも何なのだろう?といった疑問が湧いてくるような照明だ。

同製品では「光の三原色」を別々に照射することで日常見ている白い光の中に、七色の影が現れるという不思議な空間を生み出す。さらに、影を生み出す光源の色をスマートフォンアプリ(iOS対応)で操作し、光量と光の色を一定に制御したまま、3 灯の色相を変化させることで、影の色彩も 変容させることができる。
日常的な白い光から七色の影まで幅広い表現ができるので、個人の居住空間から、店舗や空間デザインまでアクセントを加えることができる照明である。

 

設計・製造についてはIoT製品の設計・開発から、販売・サポートまでをトータルで行なうパナソニックのグループ企業である株式会社 shiftallが支援している。販売開始時期は2019年中を予定。なお、予約特典として、デザイナー河野のアートブック「GASBOOK 34 MIDORI KAWANO」のプレゼントを予定している。

デザイナーの河野未彩氏が自然への畏敬や実験への興味から発案した、光や影などの現象を掛け合わせた現象プロダクト。「この照明器具は光の歴史上にあってしかるべき」という彼女の思いが詰まった「RGB_Light」に注目したい。

商品先行予約サイト
https://www.md-k.net/rgblight