世界最高峰と称される写真印画法－amanasalto プラチナプリント作品展

さまざまなビジュアルコミュニケーション事業を展開する株式会社アマナは、世界最高レベルのプラチナプリントを企画・制作するamanasaltoによる、田原桂一、クー・ボンチャン、サラ・ムーンの作品展をアートフォトの専門ギャラリーIMA galleryにて開催している。

日々進化、拡張し続ける写真の可能性を探る3人の写真家たちの作品展

と評した。なぜならプラチナプリントは、科学的に安定性の高い金属である白金（プラチナ）を利用して写真を焼き付ける技法であるため、優れた保存性を有し、そのプリントは500年以上美しい状態で保たれることが実証されている。また色の階調の幅が非常に広く、それが本技法最大の魅力となっており、とりわけ漆黒の締まりが素晴らしく、白に至るグレーの調子は無限とされている。その階調の幅広さが色調豊かな滑らかさや、ディティールといった優雅さを作品にもたらし、今日に至るまで、多くの写真家たちを魅了し続けているのだ。

2012年の設立以来、amanasaltoでは日本最大級のプラチナプリント工房を擁し、職人の長年の経験と新しいテクノロジーの融合によって、プラチナプリントを次世代のレベルまで引き上げてきた。また今回展示する3人の写真家をはじめとする、世界的アーティストたちとのコラボレーションによって、数々の希少価値の高いエディションプリントを企画・制作しており、プリント技術の進化にとどまらず、アートとしての写真の魅力を創り出している。

開催は5月25日（土）まで。写真の魅力とともに、プラチナプリントならではの奥深さも実感できる展示会となっている。