今、本屋さんの売り上げが急増しているそうです。
出かけにくい休日のお供を求める方、突然学校が休みになってしまった我が子の学習書を求めている方、いろんな需要が本屋さんに集まっているんだとか。
実際、本屋さんはいろんな需要を満たしてくれるお店です。
買うものが決まっていなくてもついつい入ってしまう、究極の「気軽にぶらり♪」スポットなのではないかと、私は思っています。
そんな気軽なスポットの本屋さんに、最近話題のボードゲームが置かれていたら、ついつい手に取って見てしまうのではないでしょうか。
今回はそんなお店、「ブックデポ書楽」さんに伺って来ました。
ブックデポ書楽
今回お伺いしたのは、さいたま新都心駅より徒歩5分の「ブックデポ書楽」という本屋さんです。
こちらのお店の2階フロアにはボードゲーム売り場が設けられており、400種類以上のボードゲームを販売しています。
昨年からはボードゲームを遊べるプレイスペースが新たに設けられ、貸し出し用のゲームも200種類以上用意されており、ボードゲームの取り扱いにとても力を入れています。
本屋さんだからこその「身近な距離感」
こちらのお店のボドゲスペースは、ご家族連れのお客様がとても多いそうです。
お子さんと一緒に遊ぶゲームを探しに来た方、本を見に来て、たまたまボドゲを見つけて興味を持った方、そんな「初心者さん」の目に留まりやすいのは、専門店ではないこのお店の大きな特徴だと思います。
基本的に最新作が上位を占めがちな「売り上げランキング」が、このお店では初心者にもとっつきやすい定番のゲームで埋まっているのも、それを裏付けているのではないでしょうか。
取り扱っているゲームのラインナップも、簡単に始められるものが中心で、「まずはこれから!」な定番ゲームを紹介する冊子も置かれている等、興味を持った方を引き込む要素が目白押しです。
「ボドゲって言葉は聞いたことがあるけど」という方や、「最近とんとくるの記事を読んで興味が出てきた」という方が、初めて訪れるのにうってつけのお店だと思います。
本屋さんなので、「こういうゲームはありませんか?」という問い合わせが気持ち的にしやすいのも、利点の一つかもしれませんね(笑)。
プレイスペース
店内の有料プレイスペースには、貸し出し用のボードゲームが用意されています。
ゲームには難易度ごとにシールが貼られていますので、「どれで遊べばいいかわからない!」という方は、目安にしてみてください。
事前にお店に連絡すれば、遊びたいゲームについて説明する準備をしていただけるそうなので、気になっているゲームがある方にもオススメです。
また、自前のゲームや飲食物の持ち込みもOKとのこと。
定期的にイベントも開催していて、初心者さんから慣れた人まで様々な方が集まるそうなので、一人で行くのが不安な方は、これをきっかけにしてみるのもいいと思います。
気になる方は、お店のTwitterをチェックしたり、電話で問い合わせたりしてみてください。
終わりに
という訳で、今回は「ボードゲームも遊べる本屋さん」のご紹介でした。
「ボードゲーム」に馴染みの無い方でも、「本屋さん」という馴染みある空間の一部としてなら、気軽に触れやすいのではないでしょうか。
実際に、長年将棋を嗜んでいる年輩のお客様が「ボードゲームには初めて触れるけれど、このゲームの作者の名前は将棋の雑誌で見たことがある」と、
意外な共通点を見つけられたことがあるそうです。
今まで重なっていなかったジャンル同士が意外な形でリンクするのも、本屋&ボードゲームという異業種ならではの特徴と言えるかもしれませんね。
あなたも是非、新たな興味の入り口として、ボードゲームも取り扱う本屋さんにふらっと訪れてみるのはいかがでしょうか。
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