つくる

木育に焦点をあてた木でつくる新しい室内遊具/帝国器材「SUNABAKO」

帝国器材株式会社は昭和12年創業。人と環境に配慮した本物にこだわった製品を作り続け、教育機関や公共施設向けの家具を中心に様々な施設へ向けて木質化の提案を行う木材家具メーカー。
同社は、近年の女性の社会進出や共働き世帯の増加や、ここ数年の急激な気温変化による屋外活動の時間短縮や中止など、教育全般の考え方や環境の変化に注目している。
そこで、これまでの学校家具を学習家具と捉え、生涯学習という理想をもとに、まずは1番小さな子どもたちに対して「安心した環境の中で、もっと木に関心を持ってもらい、自然とふれあいながら学習してほしい」という想いを込めて「木育」に焦点を当てた、木で作る新しい室内遊具シリーズ「ASOVIBA」を製作した。

その第1弾が国産ヒノキの無垢材でできた木製フレームの中に特殊な砂を入れて自由に遊ぶ室内用砂場『SUNABAKO』。デザインはグッドデザイン賞など受賞歴多数のデザイナー高須学氏(Takasu Gaku Design and Associates)によるもの。基本の形は1辺約90cm、高さ35cmの正三角形で、木枠の真ん中部分に砂を入れて空いた場所にはスコップなどおもちゃが入るようになっている。
蓋は丸や三角など4種類の形があり、フレームを複数個組み合わせて使用が可能。そのため、保育施設や公共施設、民間のキッズスペースなど、人数やスペースに合わせて自在にレイアウトすることができる。

砂はキネティックサンドというシリコンが混ざった特殊な室内用の砂を使用している。水を使わずに固まり、手にくっつきにくく飛び散りにくいため、掃除も簡単。また、子どもが口に含んでも安全であると認証されている(ロンドンの認証機関intertekによる試験をクリア)ので衛生的にも安心。
砂遊びは、指先の感覚や創造性を育み、集中力や忍耐力を高めたり、砂の独特な感触により情緒を安定させたりと、子どもの成長にとって様々な効果をもたらす。さらに、子ども同士で一緒に何かを作ったり、道具を貸し借りすることなどで社会性も身につくのだ。

長年、教育環境に携わってきた帝国器材のつくる“本物の木製遊具”、未来を担う子どもたちの成長を支える「ASOVIBA」シリーズに期待が膨らむばかりだ。