11月1日・2日の2日間、東京都立産業貿易センター台東館(5F)にて「東京くらしのフェスティバル 2018」(通称:くらフェス)が開催された。
「くらフェス」は東京都中小企業振興公社が主催する、東京生まれの生活関連商品を集めたバイヤーおよびメディア向けの展示商談会。2回目となる今年は「東京 いいもの 新発見」をコンセプトに88社が出展した。
出展企業の多くはもともと、下請けのものづくり企業。「下請けからの脱却」と「自社製品の開発」を目指し、長年培った自社の技術を活かして生活雑貨を開発。それらは「たのしむ」「おしゃれ」「すこやか」「そなえる」「べんり」の5つのカテゴリーに分けられたエリアで展示された。
入口付近にはテキスタイルデザイナー梶原加奈子氏の監修による「くらフェス商品でつくる Modern life」が特別展示。機能的で便利な出展商品をリズミカルに組み合わせて「生活の中での豊かさや充実感・楽しみ」を表現することで、各展示ブースのハブとしての役割も果たしている。






そのほか、東京都中小企業振興公社表彰 表彰式、パネルディスカッション、人材戦略セミナー、東京都デザイン導入支援セミナーなど展示以外の企画も充実していた。
約6割が展示会初出展商品ということもあり、出会い・驚き・感動に溢れた展示商談イベントだった。